噴火警戒レベル2が続く岩手山(岩手県)について、仙台管区気象台(宮城県)は、火山活動の小康状態が続いていることから、早ければ8月中にも噴火警戒レベルを1に引き下げる見通しを示しました。
これは8月6日に開かれた岩手県の火山活動に関する検討会で、仙台管区気象台が示したものです。
岩手山を巡っては2024年10月、火山活動が活発化し、噴火警戒レベルが「1」から「2」に引き上げられました。
その後、山の東側については、火山活動が落ち着いているとして、7月1日の山開きに合わせて、4つの登山道で規制が緩和されました。
一方、西側では大地獄谷周辺などで、火山性地震が確認されているため、入山規制が続いています。
気象台によりますと、6月中旬以降は西側の地震は減少傾向にあり、東側とともに小康状態が続いているため、早ければ8月中にも噴火警戒レベルを1に引き下げる方針です。
一方で検討会は、引き続き火山活動を注視していくとしています。
検討会の座長 齋藤徳美岩手大学名誉教授
「(火山活動が)活発化した場合には、入山者に注意を呼びかけるなどの対応はしなければならない」
噴火警戒レベルが1に引き下げられた場合、自治体などで西側の登山道の入山規制緩和に向けた協議が進められます。
