にぎわいを失ってから2年余りが経った福島県福島市のJR福島駅西口の“一等地”。今後に向けていったい、どんな会話が交わされたのか。
8月6日午前11時過ぎ、福島市役所を訪れた、郡山市にあるカゲヤマホールディングスの陰山正弘社長。馬場市長との面会は急遽セッティングされた。
建設会社などを傘下に持つカゲヤマホールディングスは、7月までに福島駅西口の旧イトーヨーカドー跡地を都内の不動産会社から購入。「まちづくりに貢献できるようなにぎわいのある開発」に意欲を見せている。
非公開で行われた6日の面会では、利活用の方法を含めた福島市との連携などについて意見が交わされたということだ。
陰山社長は「県内の地元企業としては。計画からともにさまざまな可能性を見出して、そして地域に少しでも貢献できるような開発をしたいという思いから、思い切った経営判断のなかで(土地の)先行取得をしたというのが本当のところです」と語った。
一方、馬場市長は「信頼関係を深める一歩」と振り返った。
「当然民間開発ですから、民間の、まさに陰山社長筆頭に皆様方の思いというものを前提に置かせていただきながら行政の役割というものを探し続けていく、その覚悟で今後を迎えていきたいと思います」と述べた。
イトーヨーカドー福島店の閉店から2年余りが経った福島駅西口の“一等地”。カゲヤマホールディングスは早ければ2029年の着工を目指すとしている。
