鳥取県米子市で起きた公園のサルの管理をめぐる贈収賄事件で、贈賄の罪に問われている指定管理業者の元代表に対し8月6日、執行猶予の付いた有罪判決が言い渡されました。
判決を受けたのは、米子市の無職で77歳の男です。
起訴状などによると被告は、米子市の湊山公園などの管理を担う指定管理共同事業体の代表だった2024年6月、飼育するサルの頭数削減をめぐって当時の現役市議だった稲田清被告に市議会で便宜を図る発言を依頼。その謝礼として現金200万円を渡したとして、贈賄の罪に問われていました。
6日の判決公判で、鳥取地裁の安西二郎裁判官は「渡した金額が高額であること、自社の利益のために、公務員の職務の公正を害したことの非難は免れない」としたうえで、被告が事実を認めて反省の態度を示しているなどとして、懲役1年の求刑に対して懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
弁護側は控訴しない方針です。
この事件では、現金を受け取った元市議の稲田清被告は「現金は政治活動資金として受け取ったが謝礼の認識はなかった」として起訴内容を否認しています。
