11年前、千葉県の香取神宮や成田山新勝寺に油のような液体をかけた罪に問われている男に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。
元ニューヨーク在住の医師だった金山昌秀被告(63)は2015年、千葉県の香取神宮の拝殿や成田山新勝寺の総門の柱などに、油のような液体をかけた罪に問われています。
6日の判決で、千葉地裁は金山被告の犯行について「『油そそぎ』と称して他人の財産権を侵害すると認識しながら、自身の宗教的信条を優先した」と指摘しました。
その上で「歴史的文化的価値が高いもので、修繕の困難さから現在も修繕に着手できていないことは結果が重い」などとして、懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
金山被告は最後に裁判長へ深く頭を下げ、法廷を後にしました。
