大きな被害をもたらした熊本地震。
被災者にとって欠かせない生活用水の支援のため広島から熊本に向かったボランティアを取材しました。

7月28日、発生した「熊本地震」から4日後の先週、土曜日。
広島市内から被災地に向かう人たちがいました。
届けるのは、この会社が開発した「浄水器」です。

【サンボレ 小田修久社長】
「この機械で1日に20トン。飲料水では1万人分。生活用水では千人分。飲料水までは(使用できる)適合をもらっていますが(今回は被災地で)検査が出来ないので生活用水としてシャワーやトイレを流すなどに使ってもらおうと思います」

10年前の熊本地震では、直接死50人に対して、関連死が200人以上と災害発生後の被災者の命を守る対応が大きな課題となりました。

【熊本被災地】
広島市から熊本まで、車で、およそ5時間半。
到着した途端、被災地の現状に直面します。

【サンボレ 小田修久社長】
「水はないです。蛇口をひねっても(水が)出ないし、家屋の崩壊を掃除するのに汗だくになりますからお父さんもお母さんも汗だくなんです。子供たちも汗を流す場所がない」

被災地からの要請により宇城市と八代市に、1台ずつ浄水器を設置。

【サンボレ 小田修久社長】
「このプールから水を取ってシャワールーム生活用水飲料には使わないが手洗い生活用水避難所となった小学校に自分たちで工夫して、シャワールームを作りました」

「掃除から始めてシャワールームにして暑いのでスポットクーラーを用意したり女性が使うのに簡易テントがいるとか。しかし、利用者の増加に伴い、支援の課題も見えてきました」

「日中(最高気温)41度の中で現場を運営していきますが、体力の限界も来るボランティアや仲間をどのように集めるかが課題のひとつです」

長期化が予想される被災地の復興に、今、何ができるのか、問われています。

テレビ新広島
テレビ新広島

広島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。