ツイセキです。

【こどもサイエンス料理教室・ジェニングス香奈さん】
「ごはんとかパンとかこういうものの中には1日の元気の源、エネルギーのもとになるような『でんぷん』という栄養素が入っています。聞いたことある?」

夏休み中の子どもたちが集まったのは、調理室…しかし先生は、エプロンではなく白衣を着ています。
これは、料理と理科を融合した「こどもサイエンス料理教室」。
先生は、中学や高校で理科を教えているジェニングス香奈さんです。

香奈さんは、化学反応の連続でもある料理を通じて理科のおもしろさを伝えたいと、この教室を企画。
夏休みの期間中に廿日市市の交流センターで教室を開催するほか、広島市などの小学校や不登校支援センターでも出張授業も行っています。


この日作るのは『米粉とバナナの焼きドーナツ』
まずは調理を始める前に、バナナに含まれる「でんぷん」について学びます。

【こどもサイエンス料理教室・ジェニングス香奈さん】
「これ、でんぷんです。大きくしたらこんな形をしています。このまま食べてもでんぷんはおいしくない。これを温めるとどうなるかというと、こんなふうにバラバラになります。この状態になったら、おいしくなるんです」

温めるとあまい”糖”に変わるでんぷんの実験です。
「ヨウ素液」を使って、生のバナナと焼いたバナナの違いを調べた子どもたち。

【子ども】
「色が変わってる!」

”なぜバナナは焼くと甘くなるのか”を理解したあとに、いよいよ料理の実践です。
レシピも香奈さんのオリジナルで、子どもたちが最後まで楽しく料理できるようできるだけ工程を減らして簡単に、でもおいしいレシピを心がけています。
最後は思い思いにアレンジして完成です。

【小学3年】
「実験しながら作って楽しかったです」
【小学1年】
「混ぜたりトッピングするのが楽しかった」
Q:食べてみてどうだった?
「おいしかった」
【小学2年の母親】
「まだ理科の授業は始まっていないんですけど化学にも興味を持ってもらえたらと思って参加して、すごくいい経験になりました。きょうのレシピだと家で一人でもできそうなので、家でも作ってもらいたいです」

講座の開発からレシピ開発、生徒の募集や準備・片付けまですべてを1人でこなす香奈さん。
大変ですが、その分、やりがいを感じています。

【こどもサイエンス料理教室・ジェニングス香奈さん】
「大変なことももちろんあるんですけども、実際に授業をして、子どもたちや家族がすごく楽しんでくださる姿を見ると、やってよかった、これが自分がやりたいことだったんだというふうに思って、もっといい授業をしたいというふうな励みになります。さらにたくさんの方にこの授業を届けられるように、たくさんの子どもたちと家族の笑顔が増えるように活動を広げていきたいと思っています」

テレビ新広島
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