猛暑と干ばつのダブルパンチに愛媛県の農家が見舞われています。宇和島市の観測所では30日間も雨が観測されておらず、特産のミカンに日焼けや葉が枯れる被害が出始めています。このため地元のJAが9年ぶりに干ばつ対策本部の設置を5日に決めました。

愛媛県は5つの地点で猛暑日に。この暑さで愛媛が誇るミカンにも影響が出始めています。

ミカン農家・阿部修士さん:
「潅水設備がない所で、今すぐにでも水がほしい状況で、干からびてる状態ですね」

宇和島市吉田町にある阿部修士さんのミカン園地。緑の実が黄色く日焼けしたり葉が枯れたりし始めています。この原因は連日の厳しい暑さと日差し、そして雨不足です。

阿部修士さん:
「日焼けをすると製品では出荷できなくなるので、今すぐにでも水がほしいというのが現状です」

この園地では毎年約100トンのミカンを出荷。しかし、このまま雨が降らなければ今年は1~2割ほど出荷量が減り、品質にも影響が出る恐れがあると不安を募らせています。

阿部修士さん:
「ここまで生産してきて、水がないことによってミカンがなくなっていくのは辛いので、なんとか雨が降ってほしい」

地元のJAえひめ南によりますと、宇和島観測所では7月に入って平均気温が平年より1.7度程高く、7月7日以降は30日間も雨が観測されていません。

この事態にJAえひめ南は9年ぶりに干ばつ対策本部の設置を決めました。

JAえひめ南・山崎治紀専務:
「30日間降雨がないということなので、被害も想定されることを鑑みて今回設置した。水不足ということでございますので、しっかりと取水ができる体制を各関係機関と協力して対応していきたい」

JAえひめ南では取水所を設置するなどし、農家の支援にあたるとしています。

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テレビ愛媛
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