カリブ海の島国・キューバで、2日夜、全土に及ぶ大規模な停電が発生しました。国全体が暗闇に覆われています。
日本時間3日午前11時半過ぎ、キューバ国内の主要な火力発電所がシステム障害のため突如運転を停止し、首都ハバナを含む全土で大規模停電が発生しました。
キューバはここ数カ月、度重なる停電に見舞われていて、キューバ政府はアメリカによる「燃料封鎖」を伴う厳しい経済制裁が最大の原因であると強く非難しています。
ヒセラ・ガルシア駐日キューバ大使によりますと、キューバ国内では1日20時間の停電が常態化していて、日常生活だけでなく、交通や医療態勢も深刻な影響を受けています。
人々は電気が復旧する夜明け前のわずかな時間で貴重な配給食料で食事を作り、病院では手動で酸素吸入器を動かすなどの対策を取っているということです。
政府は復旧作業を急いでいますが、両国間の緊張が高まるなか、市民の不安と不満は急速に膨れ上がっています。
