アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は29日、政策金利の据え置きを決定しました。
一方、会合では3人がインフレ抑制のために利上げすべきだと主張しました。
FRBは29日の声明で、「中東での紛争などで不確実性が高まっているものの、経済活動は堅調なペースで拡大し、生産性の伸びと設備投資は力強い」などとしたうえで、政策金利を3.5%から3.75%の範囲に据え置くと発表しました。
据え置きは5会合連続です。
アメリカでは物価上昇率が2%を上回ることが常態化していますが、ウォーシュ議長は記者会見で、「目標はただ一つ、2%だ」と述べ、2%を上回るインフレを容認しない姿勢を改めて強調し物価の動向を注視する考えを示しました。
FRBは前回の会合では全会一致で据え置きを決めましたが、今回は投票権を持つ12人のうち、3人が利上げすべきだと主張し反対しています。
