「ブドウをぎゅっと搾ったような旨味が濃縮してますね。フレッシュ感と独特の苦味。この暑い夏にぴったりの一杯ですね」(八木隆太郎フィールドキャスター)
きめ細やかな泡立ちと豊かな果実の香りが魅力のワイン、「蝦夷泡」です。
生産者であるドメーヌ・イチの上田一郎さんには強いこだわりがあります。
「楽しくおいしく安全なワインといつもうたってますので」(ドメーヌ・イチ 上田一郎さん)
上田さんの目指す、「安全なワイン」とは…
一つ一つ丁寧な作業で大事にブドウを育てています。
「(Q.何の作業を?)これは除葉と言いまして、あの実の回りの葉っぱを取って日光を実にあてる作業です。温暖化で暖かくなってきているので、今年すでに1回やって、多分2回3回しないといけなくなってきてます」(上田一郎さん)
さらにブドウにも強くこだわっています。
「ナイアガラというと、秋に食べるブドウだとイメージがあると思うんですけども、実はワインにしてもおいしくて」(上田さん)
上田さんは後志の仁木町に2008年、町内初のワイナリーを開きました。
ワインに使うブドウは自家製のナイアガラやポートランドを使用しています。
「フルーツの産地として有名な後志の仁木町です。いまこのまちはワインの町として注目されています」 (八木キャスター)
上田さんが先陣を切ってから18年、仁木町ではワインがマチに根づいています。
後志道が延長され札幌からのアクセスが向上、観光客がワインを求め訪れていました。
神社ではいたるところにワインをあしらったデザインが。
参拝者は10年前の20倍に増えました。
さらにワインを飲みながらのランニングや仮面をつけてワインを楽しむ「仮面葡萄会」などユニークなイベントも開かれています。
この仁木町からおよそ60キロ離れた札幌に上田さんのワインが並びました。
7月29日から札幌のデパート、丸井今井札幌本店で始まった「Hokkaido Wine・Beer & Sake Marche」です。
「がんばる女性の時間に寄り添うビール」がコンセプトの千歳市のアワーズビア。
北海道大学構内で生産した酒米を使用した日本酒「北の閃き」。
会場はまさに年に一度のお酒祭典です。
「おもしろい、全然違う」(来場者)
「(作り手の)思いを聞けるとその思いと一緒に飲めるのでおもしろい」(来場者)
「普段飲まないような種類のお酒も見られて、見ているだけでもワクワクして楽しいです」(来場者)
「北海道の中でワインにしてもクラフトビールにしても醸造所が増えている。未知なる発見がたくさんあると思いますので、見ながら選びながら色んな北海道の地域を思い浮かべながら楽しんでいただければ」(札幌丸井三越 西田良幸さん)
会場では手に入りにくい限定品や、コンテストで金賞を取った酒などが並ぶ中、ありました。
上田さんのワイン「蝦夷泡」です。ポートランドとナイアガラの二種類が並びます。
気になる売り上げは…初日はトップクラスでした。
さらにネット販売では用意した本数が完売しました。
「とにかく夏から秋までにかけて『いいブドウになれよ』と。またこの人に飲んでもらえたらと思ってやっています」「楽しくお いしく安全なワインといつも謳ってますので、本当にお気軽に楽しく美味しく。皆さんで飲んでいただきたいです」(上田一郎さん)
上田さんの蝦夷泡は8月3日まで開かれる「Hokkaido Wine・Beer & Sake Marche」に並びます。
