日本を代表するミステリー作家の東野圭吾さんが7月23日に亡くなりました。小説の舞台のモデルとなった長野県野沢温泉村のスキー場関係者からも追悼の声が上がっています。

7月23日に大腸がんのため亡くなった東野圭吾さん(68)。

著書は100冊を超え、国内累計発行部数は1億部を突破している日本を代表するミステリー作家です。

県内からも追悼の声が上がっています。

野沢温泉スキー場の運営会社・片桐幹雄社長:
「野沢温泉にはすごく特別な思いは持っていられたとお聞きしている。突然お亡くなりになったと聞いてすごくショックでした」

野沢温泉村の野沢温泉スキー場は、東野さんの小説の「雪山シリーズ」に出てくる「里沢温泉スキー場」のモデルとなりました。

2016年には、雪山シリーズの一つ「疾風ロンド」が阿部寛さん主演で映画化され、スキー場でもロケが行われました。

片桐幹雄社長によりますと、東野さんは、スノーボードでたびたび村を訪れていて、「疾風ロンド」を書く際も1週間ほど滞在していたということです。

野沢温泉スキー場の運営会社・片桐幹雄社長:
「お滑りになるのが大好きで、誰よりも朝早く出て誰よりも最後まで滑っている方でした」

2023年と2025年には、スキー場で、東野さんが創設したスノーボード大会も開かれたということです。

野沢温泉スキー場の運営会社・片桐幹雄社長:
「小説では『里沢温泉』と出てくる。映画『疾風ロンド』は『野沢温泉』使っていいよと(東野)先生からの指示だったよう。そういうのも野沢への思いはすごく感じた。ありがたい」

スキー場では、今後、東野さんを追悼するコーナーを設けたいとしています。

(記者リポート)
「こちらの書店では、東野圭吾さんをしのんで、特設コーナーが設置されています。ガリレオシリーズやマスカレードシリーズなど多くの人に愛された作品が並んでいます」

長野市の平安堂長野店では7月28日から特設コーナーを設けていて、早速、東野さんの作品を手に取る客の姿も見られました。

平安堂・池田知さん:
「どなたが読んでも楽しめるエンターテインメント小説が多かった。日本文学界の大きな損失だと思っている」

店内には100作品以上を並べていて、8月5日に発売予定の最新刊「永遠の記憶」も既に多くの予約が入っているということです。

平安堂・池田知さん:
「27日の夕方から、訃報を受けて客からの問い合わせが非常に増えている。『8月の新刊を予約したい』と問い合わせをたくさんいただいている。(これまでの作品を)また読み返してもらうのも必要だと思うし、新しい読者として読んでみようという人はぜひ手に取っていただきたい」

店では、8月中旬まで特設コーナーを設ける予定です。

長野放送
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