熊本県で最大震度7を観測した地震。
発生から一夜明けて相次ぐ建物の倒壊などその被害の状況が明らかになってきました。

きのう午後4時27分ごろ、熊本地方を震源として発生した、マグニチュード7.1の地震。

震度7が観測された宇城市では地震直後に火災も確認されました。

また震度6強を観測した熊本県八代市では、日本製紙八代工場に11人が閉じ込められ2人が救助されましたが心肺停止だということです。

JR八代駅では停車中だったとみられる貨物列車2両が横倒しになるなどの被害。

同じく震度6強を観測した熊本市内では、10年前の地震でも被害が出た熊本城で石垣の一部が崩落しました。

そして、この地震からおよそ1時間後、「イオンモール熊本」で爆発が起き、女性3人の死亡が確認され、一人が心肺停止に。

イオンによりますと従業員3人が安否不明だということです。

■住宅倒壊相次ぐ 13人の死亡確認(29日午後6時段階)

最大震度7を観測した今回の地震。
発生から一夜明け、被害の全容が少しずつ見えてきました。

【関西テレビ・田中友梨奈アナ】「住宅の中心部分が崩壊しています、現在救助活動が行われている模様です。救助隊が崩れた屋根の部分から中へと入っていきます」

震度7を観測した氷川町では家屋17戸が倒壊。

建物の倒壊が各地で相次ぎました。
【記者(宇城市午前9時すぎ)】「1階部分から完全に倒壊してしまっています」

同じく震度7を観測した宇城市でも、倒壊した家屋の下敷きとなった高齢男性が死亡しました。

【亡くなった男性の親戚】「一人住まいで足が不自由なためにいつも家にいらっしゃって、ずっと声かけをするんですけど反応がない、(手の)施しようもない」

熊本県によるとこの地震により29日午後6時の時点で13人の死亡が確認され、6人が心肺停止、4人が安否不明だということです。

■インフラも大きな被害 揺れも続き“被害拡大”懸念

【記者(九州自動車道八代インター付近)】「かなり地面に大きなひび割れが入っています。続くように道路に亀裂がはいり、高速道路も分断されています」

八代市の八代インターチェンジ付近では広範囲にわたって地面が50センチ以上隆起しているのが確認されました。

高速道路上にも段差ができていて、車が走行できない状態になっています。

熊本市などでは午後2時までに震度1以上の地震を194回観測するなど揺れが続いている状況で、被害の拡大が懸念されます。

■ライフライン断絶 給水車には列が 猛暑のなか避難所生活は約9000人に

【記者(八代市午前7時ごろ)】「朝早くから多くの人が列を作る中、いま自衛隊の給水車が到着しましたライフラインへの影響も広がっています」

熊本県などではおよそ8万4000戸で断水、およそ3万2940戸で停電が発生しているということです。

【給水に来た人】「」水はまったくでないです。電気も止まってます」
「水が濁っとるですしね、(家の)中がぐちゃぐちゃだけん、今から片付けが大変だと思います」

熊本県内では避難所が432か所開設され、およそ9000人が避難。

熊本市内はきょう=29日、最高気温が35.1度となるなど、真夏の厳しい暑さのなかでの避難生活が続いています。

(関西テレビ「newsランナー」2026年7月29日放送)

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