熊本地震の発生を受けて大阪府は所有する自走式のトイレカーを現地へ派遣することを決めました。
大阪府が派遣する自走式の水洗トイレカーは能登半島地震の教訓から導入されたもので、8トントラックに5つの個室が設けられ、男性用の大小便器が3個、女性用の便器が2個、多目的室にはオストメイト用便器のほかオムツ交換台が設置されています。
去年6月に導入してから被災地へ派遣するのは今回が初めてです。
吉村知事が、被害が大きかった熊本県八代市の小野市長に電話したところ、給水車の支援などとともにトイレカーの要請があったため派遣を決めたということです。
【大阪府 吉村知事】
「断水が生じるとトイレも厳しくなる、トイレを我慢すると水分を取らなくなり熱中症の恐れがある。能登半島地震での経験で対策を強化してきた。昨日から準備していたので市長からのお願いもあり、本日派遣を行う」
吉村知事によると大阪府内には他にも5つの市がトイレカーを所有していて、要請があれば派遣できるよう準備を依頼したということです。
また、現地で罹災届の手続きなどにあたるため府の危機管理室の職員4人も派遣することになり、30日朝には現地へ到着します。
