石川県金沢市で始まったレンタル自転車サービス「まちのり」が、隣接する野々市市でも利用できる社会実験がスタートした。野々市市役所や金沢工業大学など市内10カ所に新たなポートが設置され、金沢市との相互利用も可能になった。
2010年の社会実験から「111カ所」のネットワークへ

「まちのり」は2010年に金沢市で社会実験として始まったレンタル自転車サービスである。2012年に本格導入されると、北陸新幹線の開業で利用者が大幅に増加した。2019年には電動アシスト付き自転車に変わり、現在は市内111カ所で自転車を乗り降りできるポートが展開されている。今では観光客だけではなく、地元の学生や会社員からも人気を集めるサービスにまで成長した。

こうした中、24日から始まったのは野々市市でも「まちのり」を利用できる社会実験だ。野々市市役所や金沢工業大学など10カ所に新たなポートが設置された。また、野々市市に近い金沢市の南部エリアにある金沢市総合体育館など8カ所にも「まちのり」のポートが増設され、もちろん相互利用が可能である。システムは共通で、金沢市で借りた自転車を野々市市に返却することも可能だ。
「両市の交流、さらには学生も含めた市内の賑わいの形成ができる」

この日は金沢と野々市の両市長が仲良く乗車体験して「まちのり」をPRした。金沢市の村山卓市長は次のように述べた。
「金沢市民、野々市市民、両市民の交通の足がさらに豊かになること、これによって両市の交流、さらには学生も含めた市内の賑わいの形成ができるようにと思っております」

野々市市の粟貴章市長も期待を語った。
「野々市市にもまだまだ知られていない、足を運んで頂けていない施設もあろうかなと思いますので、ぜひ野々市市の色んな施設やお店、そういうところに金沢市民の皆さんもこれまで以上に足を運んでいただければ大変嬉しいなと思っております」

12月20日まで5カ月間の社会実験、来年度の本格導入を判断
両市では12月20日まで、約5カ月間の利用状況などを見た上で、来年度に本格導入するかどうか決めるということだ。

(石川テレビ7月24日放送)

