覚せい剤の売買をめぐり、「東北の麻薬王」とも呼ばれた、宮城県大崎市の70代の男などが、逮捕・起訴された事件を受け、宮城県警などは7月23日、石巻市の暴力団事務所を家宅捜索しました。

記者リポート
「警察の捜査員が石巻市にある住吉会傘下の事務所に家宅捜索に入ります」

麻薬特例法違反容疑で、宮城県警と東北厚生局麻薬取締部の捜査員およそ20人が家宅捜索に入ったのは、石巻市にある指定暴力団・住吉会傘下の事務所です。

この家宅捜索は「東北の麻薬王」とも呼ばれたという大崎市鹿島台の無職・高橋敏夫被告(72歳)などのグループが、覚醒剤の密売をめぐって検挙された事件を受けて行われたものです。

起訴状などによりますと、高橋被告は覚醒剤所持、使用、密売した罪などに問われていて、仙台地裁で審理が進められています。

裁判の中で、仙台地検は高橋被告について「40年前ごろから覚醒剤密売を繰り返していて、去年は暴力団関係者から覚せい剤およそ50グラムを購入し、密売客に売るなどしていた」と指摘。

その上で、「広く覚醒剤の害悪を拡散させることを繰り返した」として、拘禁刑10年などを求刑しています。

宮城県警などは、高橋被告などの密売グループが得た金が、暴力団に流れていた可能性があるとみて、今回の捜索も踏まえ、覚せい剤入手ルートや金の流れなどについて調べを進めています。

仙台放送
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