局地的に大雨となった7月23日の新潟県内。五泉市には警戒レベル4の大雨危険警報が発表されました。新たな気象情報となってから初めての発表となり、行政側も対応に苦慮したようです。

前線が新潟県付近に停滞し、大気の状態が非常に不安定となった23日朝の県内。

下越を中心に発達した雨雲がかかり続け、加茂市宮寄上で1時間に59ミリの非常に激しい雨を観測するなど雨量が一気に増えました。

そして23日午前4時26分、五泉市に発表された警戒レベル4の大雨危険警報。

五泉市消防の雨量計では午前4時までの1時間に58ミリの雨を観測していました。

これは午前7時半ごろに撮影された五泉市内の様子です。一部の地域で道路が冠水しました。

【近くに住む人】
「もうバケツをひっくり返したみたいに。急に」

また、地域を流れる滝谷川は一時、越水の恐れがあるほどまで水位が上がりました。

5月からの新たな気象情報となってから県内では初めて発表された警戒レベル4。これは自治体が避難指示を判断する段階です。

しかし、五泉市は今回の大雨で住民に対して防災無線を使った『避難指示』などは発表しませんでした。

【五泉市 田辺正幸 市長】
「自治体によっては、これは悩ましい。(警戒)レベル4は全員避難。広域範囲において、一斉にというのはなかなか難しい」

五泉市の田辺市長は大雨が明け方だったこと、警戒レベル4が市全体に出されていたことから、全域に避難指示を出す必要があるかなど関係部署と協議を重ねたとしています。

今後は新たな気象情報への対応の仕方について検討していく方針です。

【五泉市 田辺正幸 市長】
「(警戒レベル)4・5というのはレベルが上がったので、きちんとマニュアル化をしないといけないと、職員と同じ認識で話をしました」

この突然の大雨で混乱したのは行政だけではありません。

【記者リポート】
「午前9時前の新潟駅、在来線の改札前には運転見合わせと書かれたホワイトボードが設置されています」

越後線や信越線・磐越西線の一部区間で運転見合わせが発生。

【大阪から出張で来た人】
「五泉市まで在来線で向かおうとしていたが、びっくりしている。こっちの人間ではないので、ルートが全然わからない状態」

【高校】
「学校に間に合わない。(友達から)さっき心配する連絡が来た」

前線は26日ごろにかけ新潟県付近に停滞する見込みで、下越と中越では24日昼すぎから低地の浸水や河川の増水・氾濫に警戒が必要です。

NST新潟総合テレビ
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