大量の傘やワイヤレスイヤホン、大型のキャリーバッグも。
長崎警察署の倉庫には落とし物が所狭しと保管されています。
その数、なんと1万4000点。
1日平均約160件が寄せられ、なかなか減らないのが現状です。
ダンベルやキックボードなど様々なものが届けられますが、最近では「生き物」の落とし物も。
長崎署 出口伸吾会計官兼会計課長
「つい先日、クサガメが。落とし主が現れず署員に飼うという人がいたので飼ってもらっている」
保管は3カ月間で、期間が過ぎたものは拾った人が受け取るか、売却、もしくは廃棄され、現金の場合は県の歳入になります。
JR長崎駅では列車や駅構内の落とし物や忘れ物を週に2回、長崎署に届けています。
JR九州長崎駅 橋口功さん
「日にちごとに遺失物を管理している」
スマートフォンやかばん、乗車券を買う際に取り忘れた現金などが多く、2025年度、長崎駅が対応した落とし物の件数は約6000件。
落とし物に番号をつけて管理し問い合わせがあった際すぐに返却できるよう工夫していますが、作業量は膨大です。
長崎駅 橋口功さん
「列車の中で持ちまわりを確認してもらえたら少しは減ると思うので意識してもらえたら助かる」
県警によりますと、2025年に受理したのは約22万点で、この5年で4万点以上増えました。
長崎署 出口伸吾 会計官兼会計課長
「新幹線の開通、長崎駅周辺の開発、スタジアムシティの開業などで観光客も増えているので、それが影響しているのでは」
2025年、現金の落とし物は県内で2億円超え。
現金の返還率は6割と高く、多くの人が取りにきますが、「もの」だと4割に留まり諦める人も。
なくしたものを受け取りに来た人は…。
受け取りに来た人
「子供に買った傘を受け取りに。みらい長崎ココウォークで買ったが使う間もなくその日に落とした。娘が選んだものなので大事に使いたい」
受け取りに来た人
「携帯電話を落として受け取りに来た。傘を差して歩いていてリュックを背負って横ポケットに入れていてその時に多分落とした。2台目を買ってしまったが手元に戻ってきてよかった」
県警は落とし物や忘れ物をした場合、最寄りの警察署や交番に声をかけるか、落とし物専用コールセンター(095-825-4444)やホームページに届け出るよう呼びかけています。
