暑さが本格化する中「初詣」ならぬ「夏詣」という風習が今、全国に広がっています。
岩手県盛岡市の神社では、7月21日に涼やかな音色とともに参拝客を迎えています。
高橋礼子アナウンサー
「風が吹くと風鈴の涼やかな音色が境内いっぱいに広がります。厳しい暑さが続く中、年の半ばの節目として参拝に訪れる人が増えています」
盛岡市の盛岡八幡宮では、6月27日から夏詣を行っています。
「夏詣」は、一年の半分を無事に過ごせた感謝と残り半年の無病息災を祈願する新しい風習で、2014年に東京の浅草神社で始まりました。
今は全国に広がり県内では、2026年17ヵ所の神社で夏詣が行われていて、各地この時期限定の催しが開かれています。
盛岡八幡宮で夏詣の期間にもらえる御朱印です。
花火がデザインされたものと、風鈴や金魚、あじさいなどが切り絵でかたどられたものがあり、青や黄色の彩りが涼しげな印象をもたらします。
また、夏詣の期間はおみくじの種類も増えています。
高橋礼子アナウンサー
「参拝客に特に人気なのが水みくじです。白紙の紙を水に浸すと大吉」
「願い事」や「体調」など6つの項目が記された「水みくじ」、一見、白紙ですが水が入った器に浮かべると文字が現れ、それぞれの運勢を占うことができます。
21日は、県の内外から多くの人が参拝に訪れていました。
石川から来た人
「涼しげで夏を感じられて良い」
東京から来た人
「健康でいられますようにと(お願いした)」
盛岡八幡宮によりますと夏は、参拝客が減る傾向にありましたが、夏詣の風習が広がったこともあり、ここ数年は多くの人が参拝に訪れるということです。
盛岡八幡宮権禰宜 高橋数馬さん
「子どもたちが、おみくじ引いて喜んでいる光景を多く見られるようになった。風鈴とかもあるので、気持ちを新たに、無事正月を迎えられるように願っている」
盛岡八幡宮の夏詣は、8月末まで行われています。
