大分県大分市の海岸でウミガメの産卵が確認されました。
しかし、近くで工事が進められていて保護活動を行うNPO法人と行政が今後の対応を話し合っています。
県内でも度々産卵が確認されているウミガメ。
NPO法人、おおいた環境保全フォーラムによりますと直近では2023年に佐伯市で確認されています。
そうした中、大分市大志生木の海岸で…。
◆発見者
「海に帰っていくウミガメの足跡が見えたので多分このあたりと思って(見つけるのは)3、4回目だけど毎回うれしい」
20日午前6時ごろ海岸沿いを散歩していた地元の人がウミガメの卵を発見したということです。
足跡の特徴から卵はアカウミガメのもので7月18日ごろに産卵したと見られるということです。
明るい話題の一方、こちらの海岸ではある懸念が…。
◆TOS山路謙成記者
「ウミガメが産卵したのは工事現場のすぐそばの海岸で現在、県や市が今後、工事をどう進めていくか協議している」
市によりますとこの海岸では4年ほど前から高潮対策の工事が進められています。その振動が卵に影響を及ぼす可能性があるということで作業が一時中断されていて22日は工事の進め方についてNPO側と市の担当者などが話し合いました。
◆大分市農林水産部新保学幸さん
「非常にうれしい。ウミガメの産卵の影響を市として考慮してどう工事を進めていくかフォーラムと一緒に相談しながらこれから話し合っていきたい」
◆おおいた環境保全フォーラム内田桂理事長
「これからこの海岸を次の世代に引き継がないと悪い。そのためにも今回の産卵は非常に重要(市などと)連携を取りながらやっていきたい」
アカウミガメの卵は順調に育てば8月下旬から9月中旬に孵化する見込みだということです。
