北海道北見市で行われた綱引きのイベントで、綱が切れて転倒し十数人がケガをした。
白熱した声援が一瞬で悲鳴に。
参加していた人が当時の様子を語った。
一進一退の攻防が続く綱引きで…
白熱した綱引き。一進一退の攻防が続く。
次の瞬間、会場に「切れた!」という声が響く。

突然綱が切れ、勢い余って参加者が後ろに倒れた。
道路に投げ出され、すぐには動けない様子の人もいるようだ。

重さ約1.5トン・直径20センチほどの綱がちぎれて…
7月17日、北見市で行われた「北見ぼんちまつり」の「屯田大綱引き」での出来事だ。
約260人が二手に分かれて、長さ約200メートルの綱を引いた。
重さは約1.5トンで直径は20センチほど。
綱の切れた部分は、ちぎれたようになっていた。
「ケガはないでしょうか。ケガをした方は、放送席までお越しください」(会場のアナウンス)

ゲストとしてこの綱引きに参加していた北見市出身の俳優・室田真宏さんは、当時の様子をこう語る。
「始まってから10秒くらいで『バチッ』という音がした。すごく大きな音がしたと思ったらみんなが転んでいた。下がアスファルトだったので、大きなケガをした人がいないか心配になった」(綱引きに参加した 室田 真宏さん)

「綱は30年以上前に新調」耐久性の点検などはせず
室田さんにケガはなかったが、相当な衝撃だったという。
「ちぎれた綱の一部があるが、繊維が何百本も束になっているのが大綱。これが切れるなんて、誰も想像していないのでびっくりした」(室田さん)
「北見ぼんちまつり」の実行委員会によると、綱は30年以上前に新調されたものだという。
使う前に目視で確認はしていたが、耐久性の点検などはしていなかったということだ。
少なくとも十数人がケガをしたとみられている。

「多いのは裂傷・擦り傷、前の人が倒れてきて靭帯を痛めた人、打撲で腰を痛めた人。現在、数人が病院に通っていると連絡があった」(北見ぼんちまつり実行委員会 事務局 武田 卓さん)
実行委員会では、ケガをした参加者へ連絡を呼びかけている。
