木原官房長官は28日、ロシアのラブロフ外相が26日の国連総会一般討論演説で日本は軍事化の道に進んでいるとして、日本の国連安保理常任理事国入りに反対したことについて、日本政府としてその場で答弁権を行使して反論したと説明しました。
ロシアのラブロフ外相は26日、国連総会一般討論で演説し、国連の安保理改革をめぐり、常任理事国入りを目指す日本とドイツについて「軍事化と報復主義の道に進んだ」と一方的に批判し、両国の常任理事国入りに反対しました。
これに対して木原長官は、28日の記者会見で「(ラブロフ外相の発言は)事実に反することから、答弁権を行使し、日本が戦後一貫して自由、民主主義、法の支配を擁護し、アジアのみならず世界の繁栄に貢献してきていることなど、日本の立場を明確に発信した」と反論しました。
国連安保理改革について木原氏は「日本は国連の責任ある加盟国として国際の平和と安全の実現に積極的に貢献していくという立場から、安保理の非常任理事国をこれまで12回務めるなど、国際社会が抱える諸課題への対応に長年にわたり取り組んできた」と強調。
「国際社会の幅広い関係国と連携しつつ、安保理改革の実現に向けて粘り強く今後も取り組んでいく」と述べ、常任理事国入りを引き続き目指す考えを示しました。
