ウクライナ南部の港湾都市オデーサ沖で、ロシア軍が民間の貨物船を攻撃し、これまでに乗組員ら10人が死亡しました。
ウクライナ海軍などによりますと、19日、南部オデーサ沖でウクライナの港を出港したギニアビサウ船籍の貨物船がロシア軍のミサイル攻撃を受けました。
船にはインドとシリア国籍の乗組員や港湾当局の職員あわせて18人が乗っていて、これまでに10人が死亡したということです。
港湾当局によりますと、貨物船はトウモロコシを積み込み、港を出た直後に攻撃されたということです。
ロシア国防省は20日、ウクライナ軍向けの燃料を保管していたとして、オデーサ港の燃料の貯蔵施設を攻撃したと発表しましたが、貨物船への攻撃は言及しませんでした。
また、ザポリージャ州でもロシア軍の攻撃があり、地元当局によりますと、民間の集合住宅79棟などが被害を受け、子ども1人を含む3人が死亡し、78人がけがをしたということです。
一方、ロシアの独立系メディアによりますと、西部モスクワ州では、石油貯蔵施設や大手通販会社の物流倉庫で19日夜から20日早朝にかけて、ウクライナ軍によるドローン攻撃があり、地元当局によりますと、これまでに10人がけがをしました。
ゼレンスキー大統領は自身のSNSで「長距離攻撃で成果があった」としてモスクワ州への攻撃を認め、「あらゆる攻撃に正当な形で応じている」と述べてロシアへの圧力強化を訴えました。
