夏の高校野球福島大会で、第3シードの日大東北が尚志に9回サヨナラ負けを喫した。開会式で選手宣誓を行った大竹徹主将。一歩届かなかった甲子園への夢と、試合後に仲間や後輩へ送った言葉には感謝が溢れていた。

■夏にかけた主将の思い

「宣誓、私たちの青春はここにあります。どんな困難な状況でも野球が好きだから仲間がいたから…」
2026年の選手宣誓を務めたのが、第3シード・日大東北の大竹徹主将。

吉田翔監督は大竹主将について「本当に野球が大好きな子で努力も込めて、すごくまっすぐな純粋な気持ちを持っている子。この子にチームを預けることによって、周りの選手にも刺激になるかと思った」と語る。

大竹選手は、2025年の夏はサードとして出場したが、準々決勝で聖光学院に敗北。
“最後の夏、仲間といっしょに甲子園へ”と想いが高まる。
「一戦必勝で、どんな相手でも自分たちの野球をして、必ず頂点を掴みたいと思います」

■無念のサヨナラ負け

3回戦に臨んだ日大東北は、尚志との対戦。初回に2点を奪われるものの5回に同点に追いつくと、9回表に内野ゴロの間に3塁ランナーが生還し、1点リードのまま9回裏の守備へ。

長谷川遼投手は「9回は、勝ち越して勝てるという気持ちが自分から出てしまって…」と振り返る。
勝利を目前にした2アウト1・2塁。しかし、尚志・菅野のツーベースヒットで同点に追いつかれると、続く打者にもレフト前へ弾き返され、無念のサヨナラ負け。日大東北の夢がついえた。


■感謝と後輩への思い

“あと一歩”届かなかった思い。大竹主将から最初に出てきた言葉は仲間への感謝だった。
「みんなに助けられて、つらい日が多かったですけど、本当にこの仲間と野球ができて良かったと思います」

そして、ずっと応援してくれた保護者を前に、それぞれの思いが溢れた。吉田監督が口にしたのは選手たちへの誇りだった。
「すぐ立ち上がるこの子たちは、すぐ起き上がるこの子たちは、”私の自慢の選手です”」

大竹主将も感謝と未来への想いを残した。
「甲子園をつかめなかったですが、1・2年生たちがつかんでくれるので、今後も応援よろしくお願いします。本当にありがとうございました」

「私たちの青春はここにある」選手宣誓の言葉を紡いだ想いは、後輩たちに託された。

福島テレビ
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