競輪を統括するJKAによると、伏見俊昭選手(50)は7月18日に三重県内の競輪場で行われたレースで落車し、19日に死亡が確認された。
福島県白河市出身の伏見選手は、2004年のアテネオリンピック・男子チームスプリントで銀メダルを獲得。ふるさとに錦を飾った。
白河実業高校で伏見選手を指導した小松久勝さん。
「とにかく、なんでも負けず嫌いで、一生懸命やるスタンスだった。手は抜かない。だから、光の部分(活躍)は皆知ってると思いますけども、そうじゃない部分っていうのも我々見ていますので。残念だし、もっとできたなって思いますよね」と死を悼む。
伏見選手は、小松さんが顧問を務める平工業高校の自転車競技部に部室を寄贈するなど、若い世代にも熱いエールを送っていたという。
小松さんは「同級生の誇りだったり、私の教え子の誇りだったりもしますので、感謝を伝えたい」と話した。
KEIRINグランプリを2度制するなど、競輪界を牽引してきた伏見選手。
何度もレースで走ったいわき平競輪場では、21日に献花台を設置する予定だ。
英雄の早すぎる死に、福島県内でも深い悲しみが広がっている。
