7月20日は海の日です。この3連休で海に出かけたという方もいらっしゃると思いますが、実はイマ、夏の定番「海水浴」にある変化が。
1990年代には全国で1300カ所以上あった海水浴場が、去年には966カ所まで減少しているのです。
背景には、近年、夏の気温が上がり、熱中症対策として外での活動を避けるような呼び掛けがあることや、レジャーの多様化があります。
大阪府岬町の海水浴場は、全盛期には約10万人が訪れていましたが、去年は3万人台まで落ち込み、閉鎖を決めました。
一方、パンダが中国に戻り、観光客誘致に取り組んでいる和歌山・白浜町では「おしゃれなカフェ」など、その価値を高めようという取り組みが始まっていました。
■夏の海水浴離れ 海水浴場の数は1300カ所から966カ所へ
夏のレジャーの定番と言えばやっぱり「海水浴」!
2000年代の白良浜海水浴場の映像を見てみると。どこを見ても…人、人、人!
しかしいま、海水浴をめぐってある異変が起きています。
【街の人】「海あんまりいかないです。日焼けしたくないです」
【街の人】「(海には)あんまりいかないです。暑い、焼ける」
日本観光振興協会の調査によると、1990年代には全国で1300カ所以上あった海水浴場が、去年には966カ所まで減少。
■ことし閉鎖になったビーチ「利用者は最盛期10万人→去年3万人」
実際に大阪では、ことし閉鎖を決めたビーチがあります。取材班が訪れたのは大阪府岬町。
【記者リポート】「例年ですと、海水浴客でにぎわうこの時期なんですが、ご覧ください。目の前に広がるのは静かで穏やかな海だけです」
背景には何があるのか…。
【岬町産業観光促進課 新保太基課長】「暑さが非常に厳しいという中で、運動を控えてくださいというような情報が出ておったりとか、レジャーの多様化などもありまして。
全盛期が約10万人ほどのお客さまに来ていただいていました。去年は3万人台まで利用者の方、落ち込みました」
■“あの手この手”で盛り上げ集客
閉鎖を余儀なくされる海水浴場が増える中、白良浜ではあの手この手で人を呼び込む取り組みを進めています。
ビーチに併設されたのはおしゃれなカフェ。
【店員】「白浜を盛り上げるために、こういうラグジュアリーな空間を作りました。室内は涼しいので、熱中症対策しながら、お食事してもらっても大丈夫ですし、テラス席で海見ながらお食事楽しんでもらっても大丈夫です」
海があるだけでは人が来ない時代。様々な工夫が求められます。
■これからの海水浴場にはプラスアルファの価値が必須
そして白浜町から、関西テレビの柏原怜奈アナウンサーが海水浴場の現状を伝えました。
【柏原怜奈アナウンサー】
夏のレジャーの定番「海水浴」が暑さの影響で逆に、あおりを受けているということです。ただ、白良浜海水浴場は、多くの人でにぎわっています。
海水浴客の方は、「白浜はおいしい海鮮が食べれるから暑くても来る」と話してくれました。
(Q.白浜といえば、パンダが中国にかえってしまいましたが、パンダだけじゃない呼び込みもできているんですか?)
【柏原怜奈アナウンサー】
前述のカフェのように海水浴に一つ、ラグジュアリーな体験ができるという価値をプラスして観光客を呼び込もうという取り組みもあります。
海水浴だけじゃない、プラスアルファの価値がこれからの海水浴場には必要だと取材で感じました。
この夏、海水浴に行く方は去年よりも一歩踏み込んだ熱中症対策をして楽しんでほしいです!
(関西テレビ「newsランナー」2026年7月20日放送)
