【原竹】
こちらが現在の九州新幹線長崎ルートの地図です。
現在フル規格でつながっていないのが、新鳥栖ー武雄温泉間となります。
山口知事と水嶋次官が今回合意したのは、新幹線の振動や騒音などが環境にどのような影響を及ぼすかを調査する「環境アセスメント」の実施です。
この調査は、事業計画があらかた固まってから行われるのが一般的です。

【キャスター】
では、今回の合意で山口知事はフル規格での整備を受け入れたということでしょうか?

【原竹】
いいえ、そこが今回のポイントです。
今回山口知事は、「フル規格での整備という結論ありきのアセスではない」とフル規格整備の議論のための調査だと強調しています。

【キャスター】
大きな節目となりましたがアセスは佐賀駅ルートを念頭にしたものなんでしょうか?

【原竹】
「調査実施エリア」についてです。
水嶋次官はこれまで「ルートを限定しない環境アセス」として、幅を持たせたエリアの調査を提案していました。
しかし山口知事は佐賀空港周辺を含む南部エリアが対象に含まれていないとして、難色を示していました。
現在行われている会見で空港周辺も含まれるのか対象エリアについて話があると思われます。

【キャスター】
このタイミングで合意となった理由は?

【原竹】
水嶋次官としては、国の来年度の予算の概算要求に環境アセスメントの実施費用を盛り込みたいこと、また慣例として任期が1年となっている中で自身の任期が差し迫っていることなども考慮したと思われます。

サガテレビ
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