冷凍食品大手「ニチレイ」のシステム障害は、福岡でも影響が広がっています。

3連休や夏休みを前に影響はいつまで続くのでしょうか。

冷凍食品大手の「ニチレイ」で発生したサイバー攻撃によるシステム障害で、食品メーカー各社の出荷や納品にも大きな影響が出ています。

というのも、ニチレイは国内の約5000社と取引し、冷蔵倉庫での保管から店舗への物流までを担っているためです。

この「ニチレイショック」は福岡にも波及しています。

福岡県柳川市で食品の卸と製造販売を行う「柳川冷凍食品」。

県内を中心に約2000社に業務用食材を卸しています。

◆柳川冷凍食品 久賀博美 専務
「取引先のメーカーの商品が入って来ずに、ニチレイの倉庫を使っていないメーカーが同じような商品を持っているので、その商品を代替で手当てして、いまお客様に届けている状況です」

自社で製造販売するオリジナルの冷凍パスタにも影響が出ているといいます。

◆柳川冷凍食品 久賀博美 専務
「パスタの麺とかソースとかは準備していたが、最終的に原材料の一部が入荷しなかったことで製造できずに全部廃棄処分になってしまいました。1万食分なのでだいたい800リットルぐらい。」

ニチレイは安全が確認された倉庫や工場から順次業務を再開しましたが、完全復旧については未定としています。

◆柳川冷凍食品 久賀博美 専務
「(冷凍パスタの)原材料については本日の出荷ができると連絡をもらったので週明けから製造の再開ができる」
「私どもも基幹システムを去年入れ替えた。非常に生産性は上がって働きやすくなったが、私どもの会社もそういった部分に攻撃を受けると非常に影響が大きいと思って対策が本当に必要だと痛感している」

日本の食卓や物流に大きな影響を及ぼしたニチレイショック。

影響はもうしばらく続きそうです。

テレビ西日本
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