石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料に代わる新たなエネルギー資源として、これまで廃棄されていた“樹皮”が注目されています。この樹皮を加工してバイオマス燃料「ブラックバークペレット」を作る工場が、日本で初めて西条市に完成し、竣工式が15日に開かれました。
西条市港に完成したのは、建設会社の大手熊谷組など3社が出資して作った「ブラックバークペレット」の製造工場です。
「ブラックバークペレット」は、廃棄されていたスギやヒノキの樹皮を粒状にし、炭のように加工したバイオマス燃料のこと。石炭に近い高い発熱量があり、石炭の火力発電所でも使えるのが特長で、植物から作る再生可能な燃料として注目されています。
この工場では愛媛産の木の皮の粉砕から製造まで一括で加工。24時間稼働し年間3万トンの生産量を目指します。
熊谷組・上田真社長:
「我々の建設業の枠を超えて、さらに幅を広げるスタートになりますので期待をしています」
ローカルエナジーシステム・小泉享社長:
「石炭をいかに減らしていくか、そこの部分でブラックバークペレットは貢献できると。非常にたくさんのお客さまから使ってみたいと、話を頂戴しております」
西条市の越智三義市長は「西条の水の元の森林を守る非常にありがたい技術。この技術が西条の力を日本・世界に発信できたらいい」と期待を示しています。
このブラックバークペレットの製造工場は試運転をしたあと、商業運転を10月にスタートします。
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