8月9日の平和祈念式典で長崎市長が読み上げる平和宣言文の起草委員会が11日開かれ、市が最終案を示しました。

長崎市が示した平和宣言文の最終案では、核兵器を取り巻く世界情勢への危機感を示し、核抑止論をけん制し、核兵器廃絶に向けて日本政府に求める行動などが盛り込まれています。

起草委員会の委員からは、核保有国による他国への武力行使が続く現状について、具体的な国名をあげて指摘すべきという意見も上がりました。

長崎原爆被災者協議会 田中重光会長
「何回か読み返した。よくできていると思うが、今、他国に侵攻している国の名前がない。力強さが足りないのでは」

長崎市 鈴木史朗市長
「具体的な国名が入っていないこと、本日も多くの意見をいただいた。
平和祈念式典まで1カ月を切っている。(国際)状況の変化もあるかもしれないなかで、ここが入っていないんじゃないかという話にもなりかねない」

起草委員会は11日が最終会合で、市は委員からの意見を踏まえて、平和宣言文をまとめ、その骨子を発表する見込みです。

テレビ長崎
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