一定の違反歴がある75歳以上の高齢ドライバーに義務付けられている「運転技能検査」の見直しに向け、警察庁が有識者検討会を開きました。
警察庁・日下真一交通局長:
運転技能の低下した高齢運転者による事故の更なる抑止のため、運転技能検査の内容の充実に係る方向性等について、皆さまからの幅広いご意見を賜りたく、本検討会を開催するに至ったところでございます。
運転技能検査は2022年5月から導入され、75歳以上のドライバーのうち、信号無視やスピード違反など、過去3年間に一定の違反歴がある人が運転免許を更新する際に義務付けられています。
一方、警察庁が検査に合格したドライバーを追跡調査したところ、10万人当たりの事故件数は、一定の違反歴がなく通常の高齢者講習を受けた75歳以上ドライバーの約2.8倍に上っていて、事故の抑制につながっていないことがわかりました。
警察庁は8月をめどに報告書をとりまとめ、検討項目を見直す方針です。
