博多と東京を結ぶ東海道・山陽新幹線の列車にグリーン車を超える「より上質なクラス」の座席が新たに登場します。
10月の導入を前に8日、試乗会が行われました。
新山口駅に到着したこちらの列車。
◆記者リポート
「1編成にわずか2カ所、移動時間をより優雅に過ごすことができる座席ができたということです」
ぜいたくな座席があるのは7号車と10号車で、さっそくその場所に向かうと、電子錠付きの扉がありました。
ICカードで開錠すると…。
◆記者リポート
「おーすごい、個室がありました。木目調の内装になっていてすごく落ち着く空間ですね」
より上質な設備やサービスを備えた個室の座席、その名も「スプリームクラスキャビン」です。
レッグレスト付きのリクライニングシートや大型テーブルなどでより快適な時間を過ごすことができます。
◆記者リポート
「シートがふかふかです。革張りでよりエレガントな気分になりますね」
室内の専用タブレットでは照明や空調などを個別に調整可能です。
◆JR西日本 新幹線企画部 宮内栄治 部長
「お客様のご利用のニーズが多様化する中で、推し活などそういったご利用が一定程度あるんじゃないかと考えています」
新幹線に初めて搭載される技術も。
◆記者リポート
「このヘッドの部分のこちらがスピーカーになっているということです」
シートにスピーカーが搭載されイヤホンなしで音楽や動画を楽しめるほか、部屋の窓にはフィルム型のアンテナが設置され、部屋専用のWi-Fiでビジネス利用を見込みます。
車内ではこんなお楽しみも。
◆パーサー
「ウェルカムサービスお持ちいたしました」
この座席限定の車内サービスとして、コーヒーなどの飲み物と沿線にゆかりのある菓子が振る舞われます。
◆JR西日本 新幹線企画部 宮内栄治 部長
「通常のグリーン車利用よりも値段は高くなっているが、お客様にはしっかり満足いただけることだと考えています」
博多-東京間の1人あたりの料金は、2人でも利用可能な7号車は9万円台、1人専用の10号車は6万4000円台となっています。
同じ区間で飛行機のファーストクラスは8万円弱と、7号車はファーストクラスを超える値段です。
◆JR西日本 新幹線企画部 宮内栄治 部長
「旅の目的地だけの楽しみだけではなくて、移動自体もお楽しみいただけるような、そういった旅を楽しんでいただけたらと考えています」
スプリームクラスキャビンは10月1日に導入され、上下合わせて1日12本程度の運転を予定しています。
