核兵器廃絶に向けた取り組みを進める長崎の団体が、核軍拡が進む現状を示す世界の核弾頭数の調査結果をポスターにして公表しました。

県と長崎市、長崎大学などで作る核兵器廃絶長崎連絡協議会は、世界の核弾頭数をまとめた2026年度版のポスターを完成させました。

ポスターは平和教育などに活用してもらおうと2013年から制作され、県内の小中学校のほか、全国の図書館などに配布されています。

アメリカのシンクタンク、全米科学者連盟との連携をさらに強化し、最新の知見を反映しています。

長崎大学核兵器廃絶研究センター 中村桂子准教授
「2018年を底打ち状態に、それ以降増加傾向にある」

世界の核弾頭の総数は1万2187発で、調査を始めた2013年と比べると、約3割減少しました。

しかし、すぐに使用可能な「現役核弾頭数」は9745発と、2025年より130発増えていて、2018年以降、緩やかな増加傾向となっています。

アメリカとロシアの間で結ばれていた唯一の核軍縮条約、「新START」が2026年2月で失効したことで、核兵器を制限する国際的な枠組みは弱まりつつあると、専門家は指摘しています。

テレビ長崎
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