FIFA=国際サッカー連盟がアメリカ代表・バログン選手の処分を猶予し、次のベルギー戦への出場を認めたことについて、ヨーロッパから批判の声が相次いでいます。
UEFA=ヨーロッパサッカー連盟は6日、声明を発表し、今回のFIFAの決定について「一線を越えるものだ」とした上で、「前例がなく、理解しがたい正当化もできない決定に強い驚きと不信を表明する」と強く批判しました。
EU=ヨーロッパ連合のスポーツ分野を担当する委員はSNSでFIFAの決定は「誤った判断」だとした上で、「スポーツに関する判断は政治家ではなく、スポーツ団体が行うべきものだ」と強調しました。
また、ドイツサッカー連盟のノイエンドルフ会長は、FIFAに速やかな説明を求めるとともに、「大会の公正性とFIFAの信頼性が問われている」と指摘しました。
FIFAのブラッター元会長も、「レッドカードは政治的な電話1本で覆されるものではなく、ルールと証拠、そして独立した機関によって判断されるべきだ」と批判しました。
そのうえで「サッカーは政治権力の遊び場であってはならない」と強調しています。
