6月1日時点での福島県の推計人口は169万9,510人で、170万人を切った。このうち65歳以上の高齢者は34.7%と3分の1を超える。
福島県内の人口は、1998年の214万人をピークに減少が続いている。2025年に県内で生まれた子どもの数は初めて8,000人を割り込み過去最少となっていた。

■人材確保に苦労する企業
「人口減少」が喫緊の課題として響いているのは、県内の企業。
福島県二本松市で開かれたのは、県内の高校生を対象とした企業説明会。参加した企業の担当者は「今、苦労しているところは、やはり人材確保。若い方含め、中途の方も県内の人材をいかに確保するか苦労している」と語る。

■就職で県外へ
福島県によると、2026年春に県内の高校を卒業して企業などに就職した人のうち、約5分の1が県外へ流出している。
説明会に参加した高校生たちに話を聞くと「周りは結構色んなところ、仙台とかいっている人が結構多い」「県外もちょっと考えてはいる。給料とか、働く上で大事なところ、やりがいとか一番気にしている」との声が聞かれた。

■確保と定着 働きやすさを充実
福島県の調査によると、若者が就職・転職先を選ぶ時に重視するポイントのトップ3は「給料」「雰囲気」「福利厚生」。
企業も若手人材の確保と定着のため「働きやすさ」を充実させているという。企業の担当者は「数年前までは、若手社員が入社しても長く続かないとかは実際あった。今は定着するように、有給をとにかく取りやすい、退勤しやすいというのは、アピールする上で大事にしています」と語る。

若者の「流出」に歯止めがかけられるか。現場でも模索が続いている。

福島テレビ
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