日の光を浴び、赤く輝く果実。
いま旬を迎えているサクランボは2026年、豊作に沸いています。
「イット!」が取材に向かったのは、群馬・みなかみ町にある果樹園「みなかみフルーツランド モギトーレ」です。
この果樹園では、6月中旬から30分間食べ放題のサクランボ狩りがスタート。
赤くつやのあるサクランボがたくさん実っていて、平日の7月6日も多くの人が訪れていました。
2時間かけて来園したという家族は「朝ご飯抜きで来たのでめっちゃ食べます」「一番上のやつが一番おいしいらしくて頑張ってとってます」と、楽しむ様子と見せました。
人生初のサクランボ狩りだという女性は「クリームソーダが好きで、そこに入っているサクランボも好きで必ず食べるんですけど、そこもおいしいけど10倍おいしい」といい、手が止まりません。
多くの人を喜ばせるモギトーレの関洋介農園長は2026年のサクランボのできに「味も良く色味も良い。今年は豊作の年なので、たくさんのお客さんにおいしいサクランボを食べていただければ」と、胸を張ります。
2026年は猛暑が続かなかったことから、良質なサクランボがいっぱい。
農水省によりますと、6月中旬のサクランボの卸売価格は1kg当たり2285円で、3000円台だった2025年より約4割ほど安くなっています。
食べる側にとってはうれしい状況ですが、この状況を不安視しているのがサクランボ農家です。
山形県のサクランボ農家「お天道農園」の安孫子陽平さんは「(収穫量は)平年並みくらいじゃないかというのは、自分含めていろんな農家で言ってます」といいます。
現在の状況については、「贈答品としての出荷が多いと思います、これまでは。そこの販売量が減ったので、市場にあふれて需要と供給のバランスが崩れて、値段がすごく落ちた」と語り、2025年と2024年の不作を受け、2026年は百貨店やふるさと納税からの注文数が減っているのだといいます。
栽培資材や人件費などが上がっている中での値下がりに、農家としての危機感を抱く安孫子さんは、やはり安定供給を目指すことが重要だと考えています。
お天道農園・安孫子陽平さん:
売り場つくっても大丈夫だよねという状態にしないと消費は増えない。(消費が増えて)サクランボ全体の価格が今後上がっていってくれることが一番望ましい。
