民間の信用調査会社の帝国データバンク富山支店によりますと、富山県上市町に本店を置く製材業者の「松田木材」が、6月30日に事業を停止しました。50年以上にわたり地域の工務店や個人客に木材を供給し続けてきましたが、ピーク時から売上高が約85%落ち込むなど長期的な業績不振が続き、再建を断念。負債は約1億3000万円にのぼるということです。

帝国データバンクによりますと、松田木材は1971年8月に創業、1974年10月に法人として改組され、富山県内の工務店向けに角材や板材などの製材を手がけるほか、一般個人および事業所向けの木造建築工事も行ってきたということです。

1998年8月期には年売上高約4億7000万円を計上するなど、地域の木材・建築需要を支えていましたが、木材関連市場の環境変化や同業者との競争激化が重なり、売上高は長期にわたって漸減。2025年8月期の年売上高は約7100万円にまで落ち込み、ピーク時の約15%の水準にとどまりました。

経費圧縮などの対応策を講じたものの業績の改善には至らず、資金繰りの厳しさが解消されないまま、最終的に事業継続の断念へと追い込まれたということです。

松田木材は6月30日をもって事業を停止し、現在、自己破産申請の準備を進めているということで、負債は2025年8月期末時点で約1億3000万円にのぼっています。

富山テレビ
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