中道改革連合の野田元総理大臣は6日、自らのホームページにコメントを掲載し、政府が国会に提出した皇室典範改正案をめぐり、「平安時代の藤原家のように、令和は麻生家が『この世をばわが世とぞ思ふ』時代になるのか」として、懸念を示した。

皇族数確保に向けた皇室典範改正案では、女性皇族が結婚後も皇室に残ることや、旧皇族の男系男子を養子に迎えられるようにすることなどが盛り込まれている。

野田氏は、国政の動きや自らの考え方を記した「かわら版」の中で、皇室典範改正案について、「衆参正副議長がまとめた『立法府の総意』には記載がないにもかかわらず、養子の子孫が男子であれば皇位継承資格を持つことが盛り込まれた」と指摘。

そして、「昨秋、突然に三笠宮寛仁親王妃家という新しい宮家が創設され、麻生元総理の妹である信子さまが当主に就かれた」とした上で、「信子さまが養親になる意思があれば縁組を進めて良いのか」とした。

野田氏は、藤原道長が詠んだとされる和歌「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」を念頭に、「令和は麻生家が『この世をばわが世とぞ思ふ』時代になるのか」とした上で、「養子が皇統の紊乱(びんらん)を防ぐ等のために皇室典範で認められてこなかったことを重く受け止めるべきだ」と強調した。

藤原氏は、平安時代に娘を皇后として外戚政治を展開し、権勢を振るったことでも知られている。

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