広島市の顧客の自宅から現金を奪い放火した罪などに問われている野村証券の元社員の男の控訴審が2日始まり、即日結審しました。
判決は今月23日に言い渡されます。
起訴状などによりますと、野村証券元社員の梶原優星被告(30)は、おととし7月、広島市西区に住む顧客の80代の女性に睡眠薬を飲ませ昏睡状態にしたうえで、現金およそ1800万円を奪い住宅に放火して殺害しようとした罪などに問われています。
1審の広島地裁は、「被害者が死亡する危険性を顧みず火を放った」などとして、懲役18年の実刑判決を言い渡しましたが、梶原被告は判決を不服として控訴していました。
2日広島高裁で始まった控訴審で弁護側は1審同様、現金を盗んだことと、証拠隠滅のために放火したことは認めた一方、殺意はなかったとして、強盗殺人未遂の罪について無罪を主張しました。
一方、検察側は控訴棄却を求めました。
控訴審は即日結審し、判決は今月23日に言い渡されます。
