グループステージを突破したサムライブルーの前に、次なる強敵が立ちはだかります。

決勝トーナメント1回戦で対戦するのは、ワールドカップ最多5度の優勝を誇るサッカー王国・ブラジルです。

圧倒的な強豪を前に、日本はどう戦うのか。

元日本代表であり、森保監督とは「ドーハの悲劇(1993年)」をともに戦った盟友でもある北澤豪さんは、関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」で、「延長戦で3-2で日本の勝利」と予想。キーマンと展望を語りました。

■「ヴィニシウス、クーニャ、そしてネイマール」恐るべきアタッカー軍団

まず北澤さんはブラジルの警戒すべき存在として、スペインの強豪レアル・マドリード所属のFWヴィニシウス・ジュニオール選手を挙げました。

グループステージ3試合で計4ゴールを叩き出し、ブラジル躍進の立役者となっています。

さらに、前大会では代表入りが叶わなかったFWマテウス・クーニャ選手(マンチェスター・ユナイテッドFC所属)も、今大会念願の初出場を果たし、グループステージで連続得点を記録。ハイチ戦では1試合2ゴールを奪うなど、その勢いは止まりません。

加えて、北澤さんが懸念を示したのがネイマール選手の復帰です。

「創造性あふれるプレーヤーが減ってきている中で、何をしてくるか分からない選手がここで出てくるのはちょっと困る」と語りました。

先発の可能性は低いものの、途中出場でヴィニシウス選手、クーニャ選手とともにピッチに立つシナリオも十分に考えられると指摘しています。

■「中盤の対決を制することができたら」鎌田・田中・佐野の3人が鍵を握る

それでは日本のキーマンは誰なのか。北澤さんが示した答えは、1人ではなく「3人」。鎌田大地選手、田中碧選手、佐野海舟選手でした。

北澤さんは「中盤の対決を制することができたら、優勢に試合を進めていけるんではないかな」と指摘。

スウェーデン戦で「何人いるんだ」と言わしめるほどの運動量を見せた田中選手、ゲームをコントロールする鎌田選手、そして今節は休養を取った佐野選手。

この3人が高いパフォーマンスを発揮することで、前線の上田綺世選手や中村敬斗選手へ質の高いボールが届き、攻撃の回数が増えると北澤さんは分析します。

■冨安選手はヴィニシウス対策のためにお休み?

守備面では、ヴィニシウス選手への対応が最大の課題となります。

北澤さんによれば、ヴィニシウス選手は左サイドに留まるだけでなく、中央へも入ってくる動きを見せるため、ひとりのマーカーが追い続けることは難しいといいます。

右サイドの堂安律選手が対応しつつ、中央に絞った際には冨安健洋選手が引き継ぐといった連携が求められます。

「きょう(スウェーデン戦)冨安選手が出場しなかったのは、次のヴィニシウス対策ではないか」と北澤さんは見ています。

キャプテンの板倉滉選手が前半で交代したことについても、「早めに交代して次でも使える戦力にするため」と分析しました。

■「先制されると硬くなる」北澤さんの予想スコアは延長3対2で日本勝利

北澤さんスコアをズバリ予想。まず示したのは「2-2」というもの。決勝トーナメントは引き分けはないと指摘されると、「延長で3対2、日本の勝利」と示しました。

【北澤豪さん】「(打ち合いに)なりますね。一発勝負なので、攻撃で、行くときには行かなきゃいけなくなる。進め方としては、日本が先制しないといい流れにはならない。先制されると危ないですね」

(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2026年6月26日放送)

関西テレビ
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