台風7号は暴風域を伴って南西諸島にかなり接近していて、27日には西日本から東日本の太平洋側に接近する見通し。南西諸島では暴風に厳重な警戒が必要で、東日本の太平洋側でも暴風に警戒する必要がある。南西諸島、西日本、東日本の太平洋側では土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒をすると同時に、うねりを伴う高波への警戒が必要。沖縄では線状降水帯が発生し、大雨災害の発生危険度が急激に高まる可能性がある。
台風7号 27日に本州の太平洋側に接近へ
台風7号(メーカラー)は6月26日午前10時現在、久米島(沖縄県)の北 約140キロの場所にあって、1時間に20キロの速さで北北東へ進んでいると推定されている。
中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南東側330キロ以内と北西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
台風7号は、26日には奄美に接近し、27日にかけて速度を速めながら九州・四国・近畿・東海・関東甲信にかなり接近するおそれがある。
九州から関東甲信では梅雨前線の影響で台風7号が近づく前から大雨となり、特に東海や関東甲信は台風8号の影響で雨が強まり、さらに台風7号の影響も加わって27日にかけて大雨が続く見通し。

◆風の予想
南西諸島では猛烈な風が吹く見通し
26日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州南部・奄美:25メートル(35メートル)
沖縄:30メートル(40メートル)
27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州南部・奄美:23メートル(35メートル)
関東甲信:25メートル(35メートル)
東海:23メートル(35メートル)
近畿:23メートル(35メートル)
四国:23メートル(35メートル)
◆波の予想
南西諸島、西日本の太平洋側、東日本の太平洋側では、うねりを伴い大しけとなる見通し
26日に予想される波の高さ
九州南部・奄美:7メートル ※うねりを伴う
沖縄:7メートル ※うねりを伴う
27日に予想される波の高さ
九州南部・奄美:5メートル ※うねりを伴う
沖縄:5メートル ※うねりを伴う
関東甲信:6メートル ※うねりを伴う
東海:6メートル ※うねりを伴う
近畿:5メートル ※うねりを伴う
四国:5メートル ※うねりを伴う
◆雨の予想
南西諸島、西日本や東日本の太平洋側を中心に、激しい雨や非常に激しい雨が降って大雨となるところがある見通し
26日午前6時から27日午前6時までに予想される24時間降水量(いずれも多いところ)
関東甲信:150ミリ
東海:200ミリ
近畿:200ミリ
中国:100ミリ
四国:200ミリ
九州北部:120ミリ
九州南部・奄美:180ミリ
沖縄:200ミリ
27日午前6時から28日午前6時までに予想される24時間降水量(いずれも多いところ)
関東甲信:200ミリ
東海:300ミリ
近畿:100ミリ
東北:100ミリ
※線状降水帯が発生した場合は局地的にさらに雨量が増えるおそれ
◆防災事項
南西諸島では26日、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりするおそれもある猛烈な風が吹く見込み。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重な警戒が必要。東日本の太平洋側でも暴風に警戒する必要がある。
また、南西諸島は26日、西日本の太平洋側と東日本の太平洋側では27日に大しけとなる見通しで、うねりを伴う高波にも警戒が必要。
さらに気象庁は、南西諸島と西日本では26日、東日本の太平洋側では27日、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒をするよう呼びかけている。
加えて、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意する必要があり、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努める行動が求められる。
今後の予報は以下の通り。
≪6月26日午後9時の予報≫
種別:台風
強さ:-
存在地域:奄美市付近
予報円の中心:北緯28度35分(28.6度)/東経129度25分(129.4度)
進行方向:東北東
速さ:時速20キロ
中心気圧:990ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:23メートル
最大瞬間風速:35メートル
予報円の半径:65キロ
≪6月27日午前9時の予報≫
種別:台風
強さ:-
存在地域:室戸岬市の南南西 約220キロ
予報円の中心:北緯31度25分(31.4度)/東経133度35分(133.6度)
進行方向:北東
速さ:時速45キロ
中心気圧:985ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:25メートル
最大瞬間風速:35メートル
予報円の半径:105キロ
≪6月28日午前9時の予報≫
種別:温帯低気圧
強さ:-
存在地域:日本の東
予報円の中心:北緯37度25分(37.4度)/東経148度30分(148.5度)
進行方向:東北東
速さ:時速65キロ
中心気圧:994ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:23メートル
最大瞬間風速:35メートル
予報円の半径:210キロ
台風8号 当初の予想より発達した状態で北上
台風8号(ヒーゴス)は6月26日午前6時現在、日本の南にあって、1時間に35キロの速さで北北西へ進んでいる。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から北東側220キロ以内と南西側110キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。
台風8号は当初の予想よりも発達した状態で台風として日本の南の海上を北上し、27日は台風7号に先行して東海から関東甲信に接近して上陸するおそれがある。

今後の予報は以下の通り。
≪6月26日午後6時の予報≫
種別:台風
強さ:-
存在地域:日本の南
予報円の中心:北緯28度40分(28.7度)/東経134度35分(134.6度)
進行方向:北
速さ:時速45キロ
中心気圧:996ヘクトパスカル
中心付近の最大風速:23メートル
最大瞬間風速:35メートル
予報円の半径:85キロ
≪6月27日午前6時の予報≫
種別:台風
強さ:-
存在地域:館山市の南 約40キロ
予報円の中心:北緯34度35分(34.6度)/東経139度50分(139.8度)
進行方向:北東
速さ:時速70キロ
中心気圧:996ヘクトパスカル
最大風速:25メートル
最大瞬間風速:35メートル
予報円の半径:120キロ
≪6月28日午前3時の予報≫
種別:温帯低気圧
強さ:-
存在地域:日本の東
予報円の中心:北緯39度50分(39.8度)/東経150度25分(150.4度)
進行方向:北東
速さ:時速60キロ
中心気圧:994ヘクトパスカル
最大風速:23メートル
最大瞬間風速:35メートル
予報円の半径:210キロ

