アメリカのトランプ大統領が署名した郵便投票の規則を厳格化する大統領令について、連邦地方裁判所は違憲と判断し、差し止めを命じました。
この大統領令はトランプ大統領が3月に署名したもので、連邦政府が投票資格のある人の名簿を作り、その名簿に記載された人にのみ郵便投票用紙を送るよう郵政公社に指示する内容です。
これに対し、23の州と首都ワシントンなどが憲法違反だとして連邦地裁に提訴していました。
マサチューセッツ州ボストンの連邦地裁は25日、「憲法は、選挙に関して大統領にいかなる特定の権限も与えていない」として、この大統領令を違憲と判断し、差し止めを命じました。
トランプ大統領は、2020年の大統領選で自身が敗北したのは大規模な不正投票が行われていた結果だと繰り返し主張していて、11月の中間選挙を前に投票規則の厳格化を求めていました。
