朝の通勤時間帯を地震が直撃しました。北海道内でも交通機関などに影響し、各地で混乱が生じました。

 6月25日午前7時30分、青森県で最大震度6強の地震が発生。北海道内でも函館市、千歳市、帯広市などで震度4を観測しました。

 「ホテルにいたんですけど、結構揺れたよね。寝てて、それで起きました」(函館を訪れた観光客)

 「びっくりはしましたけど、大丈夫かなっていう感覚ですね」(函館に出張中の男性)

 北海道によりますと、25日17時現在、地震による被害の情報はないということです。ただ、通勤ラッシュを迎えていた交通機関では大きな混乱が生じました。

 札幌市営地下鉄は、安全確認のため、午前7時30分から8時まで全線が停止。最大で35分の遅れが発生し、乗り切れなかった乗客がホームにあふれました。地下鉄の遅れは15時19分にようやく解消しました。

 「ただいま新幹線は停電のため空調が止まっています」(車内アナウンス)

 北海道新幹線も運休や遅れが発生。東北新幹線は昼過ぎにかけて運転を見合わせました。修学旅行生を引率するため、新函館北斗駅を訪れていた小学校の校長は次のように話しました。

 「新幹線がちょっと待機だったので、(児童も)今待機中ということで。楽しみにしていたので、なくなったらどうしようっていう子供たちはたくさんいましたけどね。えっと今25分遅れと聞いてるので。ただあの万全を期して、あの行きたいというふうには思ってますので」(北斗市立大野小学校 滝本千晶校長)

 一方、気象庁は午前9時30分に会見を開き、今後の地震に注意を呼びかけました。

 「今後1週間程度、特に、この2日間は最大震度6強程度の地震に注意してください」(気象庁担当者)

 東北地方から北海道にかけて、2025年から地震が相次いで発生。この図は東北以北で過去1年間に発生した震度4以上の地震の震源地を示しています。2026年4月には、三陸沖を震源とする地震もありました。今回の地震と関連はあるのでしょうか。

 北海道大学地震火山研究観測センターの高橋浩晃教授は「今回の地震は、4月20日に発生した三陸沖の地震の余震だと考えています。もともと地震活動が活発な地域です。特に活発化しているわけではなく、数十年に一度起こる地震の一環だと見ています」と解説しています。

 さらに、北海道内では強い地震が多発しており、日ごろからの備えが必要だといいます。

 「今回の地震に限らず、北海道の太平洋側の十勝沖や根室沖では地震が起きやすい状態が続いています。改めて、普段からの備えを再確認していただきたいと思います」(高橋教授)

北海道文化放送
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