熊本県は、昼前にかけて線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
すでに月曜日の降り始めからの総雨量が400ミリ近くに達しているところもあり土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
梅雨前線上の低気圧が九州付近を通過し前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み熊本県は大気の状態が非常に不安定になっています。
多良木町や山鹿市鹿北では激しい雨を、南小国町や甲佐町などでは強い雨を観測しています。
月曜日の降り始めからの総雨量は阿蘇市乙姫で391ミリ、南阿蘇村で300ミリなどとなっています。
【井手正観カメラマン】
「南関町を流れる関川です。茶色く濁った水が勢いよく流れています」
熊本県によりますと、玉名郡南関町を流れる関川の竜瀬橋観測所で午前5時20分ごろ、警戒レベル4相当の「氾濫危険水位」を超え、一時、水位は下がりましたが午前9時ごろ、再び「氾濫危険水位」を超えました。
また、警察などによりますと、玉名市岱明町の県道112号線では、倒木の撤去作業のため一時、一部区間が全面通行止めとなっていました。
交通機関にも影響が出ています。
JR九州によりますと、熊本県内では、豊肥線の肥後大津・宮地間、三角線の熊本・三角間で現在、運転を見合わせています。
また、南阿蘇鉄道も、全線で始発から運転を見合わせています。
続いて、避難に関する情報です。
現在、熊本市や玉名市、上天草市、天草市、南小国町の5つの市と町が土砂災害警戒のため警戒レベル4の「避難指示」を発表しています。
また、熊本市教育委員会によりますと、熊本市立のすべての学校と幼稚園が休校・休園となっています。
県内は明日の昼前にかけて激しい雨や非常に激しい雨が降り大雨となる可能性があります。
また、25日の昼前にかけては線状降水帯が発生し大雨災害の危険度が急激高まる恐れがあります。
予想される雨の量は多いところで25日は1時間に70ミリ、26日は1時間に60ミリの非常に激しい雨が降り、24時間の雨量は、26日朝までが250ミリ、その後が100ミリとなっていて線状降水帯が発生した場合は雨量がさらに増える恐れが
あります。
引き続き土砂災害に厳重に警戒し低い土地の浸水河川の増水、氾濫に警戒してください。
