民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、木材の伐出を手掛ける長野県王滝村の王滝林業が6月8日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かりました。
同社は、1955年6月創業、1982年4月に法人改組された木材の伐出業者です。王滝村内の国有林を伐採し、ヘリコプターによる大規模な集材を得意として林野庁に納めていました。
しかし、国産材の需要低下から受注は減少し、2024年3月期の年売上高は約3億300万円にとどまっていました。減収や経費の増加により収益は悪化し、財務面は債務超過に陥り資金繰りはひっ迫。このため、コンサルティング業者に依頼して経営の立て直しを図っていましたが、業況の改善は叶わず、先行きの見通しが立たなくなったことから、事業の継続を断念したということです。
負債は調査中ですが、1億9000万円を上回る見込みだということです。
