北海道函館市は6月22日、市が管理する口座から現金約156万円をだまし取った疑いで逮捕された市職員を懲戒免職にしたと発表しました。また、データを不正に持ち出し漏えいさせたとして、市民部の50代職員を停職6か月の懲戒処分としました。
相次ぐ職員の不祥事を受け、函館市の大泉潤市長は会見を開き「市民の信頼を著しく損なう事態を招いたことを、市政を預かる者として深くお詫びする」と謝罪しました。
懲戒免職となった競輪事業部の20代職員は、市の競輪売上金を管理する口座から10回にわたり偽造した払い戻し請求書を使い、約156万円をだまし取った疑いで8日に逮捕されました。
職員はその後、処分保留で釈放されましたが、市の聞き取りに対し「主にギャンブルなどに使った」などと話しているということです。
このほか、市民部の50代職員は、閉庁日に他の職員のパソコンへ不正にログインし、個人情報を含むデータを無断で持ち出し、外部への漏えいを装ったほか、データの一部を印刷して市の関連施設へ送付するなどしたとして、停職6か月の懲戒処分を受けました。
調べに職員は「職場でのストレスを解消するために送った」などと説明しています。
市は監督責任を重く受け止め、大泉市長と担当副市長の給料を1か月、10分の1に減給する方針です。他の管理職の処分についても、今後検討するとしています。
