6月20日土曜日、東北南部の「梅雨入り」が発表されましたが、宮城県内は、梅雨入り早々、大雨となっています。
大きな被害は確認されていませんが、駅の天井の一部が落下するなど、雨による影響が出ています。

記者リポート
「午前10時半の名取川です。雨は小雨になっていますが、こちらご覧のように川の水は増水し、濁った水が勢いよく流れています」

低気圧や前線の影響で、県内は20日土曜日から、雨が降り続いています。

24時間の雨量は、多くの地点で100ミリを超え、仙台など6つの地点では、6月の観測史上最大を記録するなど、各地で大雨となっています。

また、降り始めからの雨量は、泉ケ岳や栗原市駒ノ湯では200ミリを超えるなど、西部の山沿いの地域では、特に雨量が多くなっています。

記者リポート
「こちらの自由通路では天井が1メートルほど抜け落ちていて、ご覧のように天井の骨組みがむき出しになっています」

仙台市太白区にあるJR南仙台駅の東西自由通路では22日朝、天井の石こうボードが落下しているのが見つかりました。けが人はいませんでした。
太白区は、「雨水が天井にしみ込んだ重みで落下したのではないか」としています。

この雨の影響で陸羽東線は古川駅から鳴子温泉駅の間の上下線で終日運転を取りやめています。

【平野気象予報士の解説】
ここから状況が悪化する可能性は低いですが、注意が必要な点はあります。
今回の雨、土曜日から降り始めて、日曜日の午前中は特に降り方が強まりました。この時間までほとんど止まずに降り続いている状況です。
降り方はだいぶ弱まってきていて、この後は、基本的には弱い雨が中心になりそうです。

ただ、今回、200ミリ以上の雨が降っているところもありますから、土の中には、多くの水分が含まれている状況です。

土砂災害の危険度を表す「土砂キキクル」では、栗原市西部など宮城県北部の山沿いで黄色の「注意」の表示がみられます。これは、「レベル2土砂災害注意報」の基準に達している地域です。もろくて崩れやすい斜面の近くでは、小規模な土砂崩れには十分注意してください。

また、大きな河川は、一度増水すると、元の水位に戻るまでに時間がかかります。
名取川も、雨が降る前と比べて、水位が1メートル以上増した状況になっています。
水位が落ち着くまでは、危険な場所には近づかないようにしてください。

仙台放送
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