愛媛・新居浜市内の半径150メートル以内で不審火が5件も相次ぎ、地域住民の間に不安が広がっています。
19日未明に起きた火事。
煙を高く上げて燃えているのは、住宅の敷地内にある農業用倉庫です。
「また火事が起きている。早く来て」と消防に通報が入ったのは19日午前0時50分ごろのことでした。
火は通報から約3時間後に消し止められましたが、農業用倉庫は全焼。
近隣住民:
先日燃えた建物のすぐ横だった。気持ち悪いどころじゃないですよね。本当に危機を感じますよね。
2026年に入って以降、このエリアで不審火が起きるのは、これが5件目です。
6月6日、集合住宅で火事が起きました。
そしてその向かい側の倉庫で6月19日に火事が起きました。
そして、少し離れた空き家でも5月20日に火事が起きたということです。
不審火が相次いでいるのは、JR新居浜駅から1.2kmほどにある住宅街近くのエリアです。
1月に2件の山火事が起きたのに続き、5月には戸建ての空き家で火災が発生し全焼。
そして、6月には集合住宅と農業用倉庫から火が出ました。
合わせて5件の火災は、わずか半径150メートルほどの範囲内で起きていて、共通するのは、いずれも夜間で周囲に人けがない場所という点です。
6月6日に集合住宅で起きた火災の様子を捉えた映像では、屋根は炎で真っ赤に染まり、火の勢いの強さがうかがえます。
火災発生時、部屋で寝ていたという男性はこう証言します。
集合住宅の住人:
(火災に)気づいてない。起こされたんよ、起こしてくれた息子が。怖いわあそこ(の部屋)だったら怖いわ。もう死んどるわ。
相次ぐ不審火に付近の住民は「ちょっとエスカレートしてるんでね、気色悪い」「不安で不安で、夜なんか寝れないというか、寝ていいんだろうかみたいな。寝入った後に火事が起きているから」と話すなど、不安を隠せません。
夜間に相次ぐ不審火。
そこで夜に街を取材していると、4件目の不審火のあった6月6日に不審な人物を目撃したという女性から話を聞くことができました。
近隣住民:
私が駐車場の垣根こんなんしてたら、おじいさんがあっち向いて入る用事もないのに入ったと思ったら出てきたけん、おかしいなと思ったよあれは。通るところじゃないのに入っていって、ここらへんの人じゃないよ。
警察は、周辺住民に燃えやすいものやごみを屋外に放置しないよう注意を呼びかけるとともに、不審火が狭いエリアで夜間に相次いでいることから、放火の可能性も含めて捜査しています。
