コロナ禍の肌トラブル続出

第三波に対する万全の備えが求められる中、女性たちの間ではコロナに伴うお肌のトラブルが相次いでいる。

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20代:
乾燥によるくすみとか、ニキビとかができた気がします

30代:
顔とか手とかがカサカサになって、真っ赤になっちゃって。マスクの部分だけ

悩ましい肌トラブルに、女性たちがとっている対策は?

20代:
寝起きとか、めちゃめちゃ体がかゆくなったりとか…めっちゃボディークリーム塗りたくって

50代:
まめにハンドクリームを塗るしかないかもしれません

スキンケアグッズ売れ行き好調

東京都内の生活雑貨店では、ハンドクリームだけでも数多くの種類が置いてある。

この店のスキンケアグッズの売れ行きは、2019年の約2倍。中でも人気だという対策グッズは…

渋谷ロフト 靍田真由 健康雑貨チーフ:
「赤箱の牛乳石鹸」という石鹸があるんですが、そちらのシリーズから出ている新しい入浴剤が人気です

牛のマークでおなじみの牛乳石鹸の入浴剤。
お肌がしっとりすべすべになると、在庫がほとんどなくなるほどの人気ぶりだという。

さらにどこでも簡単にお肌のうるおいをキープできると、携帯型の加湿器も人気だという。

コロナ禍の肌トラブルの特徴

コロナ禍の冬の肌トラブルにはある特徴がある。

東京・渋谷区にある皮膚科クリニックは、この1週間で肌トラブルを訴える患者が40人近くも訪れたという。
相次いでいたのは、マスクと空気の乾燥により、吹き出物などができるケース。
マスクの内部は汗や息で蒸れるが、乾燥している中でマスクを外すと皮膚の水分が蒸発する。
これを繰り返すと、どんどん皮膚の水分が失われ、吹き出物ができやすくなるという。

有効な対策とは

ではどのような対策が有効なのか。

シロノクリニック 大野由実医師:
ニキビできるから保湿するのが嫌だと思っている方が多いんですけど、クリームを持ち歩いて、マスクを外した瞬間にちょっと保湿していただくだけでも違うと思います

シロノクリニック恵比寿院の大野医師によると、特に赤みやかぶれがある場合には、マスクとの摩擦を軽減するために、マスクと肌の間にガーゼなどの柔らかい布やティッシュを挟むと効果的だという。

(「イット!」11月11日放送)