8年もの間放置された神奈川・川崎市のいわゆる“海賊船”。
18日も撤去作業が行われています。

現場から、広瀬修一キャスターが中継でお伝えします。

18日、作業が中心に行われていたのは船尾部分です。

外壁部分は剥がされ、取り外されています。

残っている部分を見ると、船の真ん中あたりにある赤い花の装飾と「アニバーサリークルーズ」と書かれているプレート、そして船首部分の女神像も18日の段階では残っています。

ただ作業員は、この女神像も19日か20日には撤去に着手されるのではないかと話しています。

17日にあったマストや見晴らし台はもう取り外されていて、隣の台に移動させられています。

大きながれきも載せられていますが、細かく砕かれて、袋の中に入れられているがれきも多くあります。

この撤去の様子を18日、多くの人が見守っていました。

話を聞くと、「この膨大な撤去費用は、もちろん所有者に請求してお金を支払わせる必要がある」と全員口をそろえて言うのですが、「この船がなくなると何か悲しくもなる、寂しくもなる」というような声も聞かれ、いかに8年間、長く当たり前のようにこの場所に放置され続けていたということも分かります。

――今後どのように撤去作業は進んでいくのか?

この船を持ち上げていくには大きな重機が必要ですが、そのスペースがないということで、ここで細かく砕いていかなくてはならないということです。

そうする方が費用も安くなるといいます。

そうした形で船を撤去していくということですが、30日前後かかるのではないかと市の担当者は話していて、かなり長い時間がかかりそうです。