神奈川・横浜市の歩道に立つ、木を模した人工物。近隣住民もその正体を知らないが、取材を進めると、実は大雨に備えた重要な施設であることがわかった。
「なぜここに?」コンクリ製の“謎の木”
神奈川・横浜市に、近隣住民も正体を知らない“謎の木”が立っている。なぜか歩道の真ん中に立っていて、歩行者は避けて歩くしかない。

街路樹ではなく、触るとコンクリートのようなものでできているのがわかる。
――邪魔だなって思ったことは?
近くで働く人:
いつもそれは考えてます。散歩してるので、なぜここにこれがあるのか。
――これが何か知っている?
近隣住民:
知りません。
――正体を疑問に思う?
近隣住民:
ずーっと思っていた。引っ越してからずーっと。もう30年近くです。
その正体について、管理している横浜市に話を聞くことができた。
横浜市港北土木事務所 田淵史也係長:
これは下水道のエア抜きと言われる施設です。マンホールが飛んだり、水柱が上がることを防ぐような施設になります。
人工物の正体は、下水道の空気を抜くための大きな管だった。大雨で下水道に大量の水が流れ込むと中の空気が圧縮され、マンホールのふたが飛ぶなどの危険があるため、この管で空気を抜いて防いでいたのだ。
設置は1980年代後半で、当時は周りに木が立っていたため、木を模したデザインにしたのではないかという。一方、なぜ歩道の真ん中にあるのかは、資料が残っておらず不明だという。
(「イット!」 6月17日放送より)
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